デイケア室

新年会

 

 1月5日(火)

 新しい年を迎え皆様どのようにお過ごしでしょうか?

 デイケアあゆみでは、今年最初の行事『新年会』を行いました。

 当日、体育館ではバザーとおみくじを行いました。バザーは全品激安で楽しみにしているメンバーも多く、目移りしてたくさん買い込んだり、買いすぎないようにと時間をかけじっくり商品を吟味するメンバーもいました。おみくじでは引いた運勢によって景品もあります。運よく「大吉」を引き当て豪華賞品を手にして満面の笑みのメンバーや「末吉」を引き残念がるメンバーと一喜一憂する姿が見られました。

 食堂ではおしること甘酒の振る舞いを行いました。感染対策のため隣との間隔をあけ楽しいおしゃべりはできませんでしたが、甘いおしること米麹の特製甘酒でほっと一息つきながらお正月の気分を味わいました。

 体育館に飾られた絵馬には、コロナの終息を願うものや新しい年を迎え前向きな抱負が書かれたものが多くありました。

 今年もコロナウイルスの感染対策のため、いろいろ我慢しなければならないこともありますが、楽しい1年になるように一緒に頑張っていきましょう。

 

 

 

 

 

作品展示会

 毎年恒例の参加行事だった作業療法室主催の作品展示会に、今年は新型コロナウイルスの感染対策のため参加できず、デイケアだけで作品展示会を開催しました。

 デイケアだけですので規模は小さいですが、日頃のプログラムで取り組んでいる絵画、塗り絵や習字、スクラッチアートや編み物のほかに、工作や詩など様々な作品が展示されました。作品展示会に向け意欲的に作品作りをするメンバーが多く、一人で何作品も作ったり、趣向を凝らし手の込んだ作品を締切りを気にしながら作り上げるメンバーもおり、どの作品も素敵な作品ばかりでした。

 ちなみに、今年の団体作品はデイケアあゆみのイメージキャラクター『ピカルとピカコ』のパッチワークとつまみ細工の花かごでした。時間もかかりましたがメンバーとスタッフで力を合わせた大作を作り上げました。

 

 

 

 

 

 

お好み焼き

 毎週火曜日の午前に男性メンバーだけが参加できるメンズサークルを行っています。

 今回は久々にお好み焼きを作りました。メンバーの皆さんは生地を作る係、具材を切る係や隠し味のかっぱえびせんを砕く係に分かれて手際良く行っていました。皆さんから食べたい量を聞いて焼いたため様々な大きさのお好み焼きになり、お皿からはみ出てしまう方もいました。

 皆さん、お代わりしお腹一杯になりながら「美味しかった。」「またやりたい。今度は海老入れたい。」と次回への意欲を見せていました。

 また、美味しい香りに誘われてやって来た女性陣から「美味しそう。食べたいなぁ。」と声が上がり、参加メンバーの好意でお好み焼きを振る舞いました。女性陣からも「生地がふっくらして美味しい。食べ過ぎてお昼ご飯が食べられなくなる。」と好評でした。

 

 

 

 

 

 

木曜サークル

 この日はフライドポテトを作りました。

 今回、初めての試みで事前に2㎏の冷凍フライドポテトを購入し、味付け用に塩とマヨネーズ、トマトケチャップを用意しました。始めはポテトの量の多さに食べ残したらどうしようと心配しましたが、調理中のおいしそうな匂いやポテトを揚げる音に皆さんの空腹感が高まり、アツアツの揚げたてフライドポテトに目の色を変えてそれぞれ味付けし「美味しい。」「もっと食べたい。」と言いながらあっという間に食べてしまいました。

 その後の昼食を食べれるか心配しましたが「別腹だから大丈夫。」「ポテトをあんまり食べなかったので食べるよ。」と言い、昼食も完食している人がほとんどでした。

 木曜サークルでは登録メンバーの希望を聞きながら計画し毎週木曜日の午前に活動しています。

 

 

 

 

 

 

デイケア遠足『城ヶ倉大橋』

10月5日(月)

 今月はデイケア遠足で城ヶ倉大橋に紅葉を見に行きました。

 数日前まで遠足当日の天気予報はずっと雨でしたが、当日朝にはみんなの願いが天に通じ予報の雨は消えていました。とはいえ、どんよりとした曇り空で山は雨が降っている可能性もあり、各自しっかりと防寒対策をして出発しました。行きのバスでは窓から見える木々を見ながら、山はどのくらい紅葉が進んでいるか予想したり、期待に会話も弾んでいました。

 城ヶ倉大橋に到着し、バスから降りると、想像以上の寒さと橋の上の風の強さに早くも切り上げたい気持ちが大きくなりましたが、「寒い。寒い。」と言いながらみんなで橋の半ばまで大移動。まだ少し時期が早かったですが所々に赤や黄色のきれいな紅葉の景色を見ることができました。橋から下をのぞきこみあまりの高さに腰が引けるメンバーや寒くて早々にバスに戻ってしまうメンバーもいましたが、数名は壮大な景色に感動しながら時間いっぱい散策してきました。

 お昼ご飯は道の駅いなかだて『弥生の里』でお弁当をいただきました。おかずも豊富でボリュームのあるお弁当でしたが、食べ終わると早速そばやラーメン、デザートを追加でいただくメンバーもいました。お腹がいっぱいになったところで外を散策したり、お土産を物色したりしました。その頃には天気も回復し寒さも和らいでおり、思い思いに野外でのんびりした時間を楽しみ、気分転換ができました。

 

スポーツ大会

 例年出場していた青森県障害者スポーツ大会が今年はコロナウィルスの影響で中止となり、メンバーから「残念だ」という声が聞かれる一方でデイケア内での代替大会の開催希望の声が上がり、アンケートを取り競技種目を決めて9月23日から25日の3日間でスポーツ大会を開催し初日はバドミントン、2日目は卓球、最終日はバスケットボールフリースローとソフトバレーボールを行いました。

 メンバーは普段練習している成果を思う存分発揮し、気持ち良い汗をかきながら熱戦を繰り広げていました。ギャラリーからの応援にも熱が入り、得点が入った時やミスした時は会場が割れんばかりの声援が飛び交っていました。また、普段は運動プログラムに参加していないメンバーも参加し予想以上の機敏な動きにメンバー、スタッフ共に驚きました。

 大会結果は個人戦であるバドミントン、卓球、フリースローではⅠさんが優勝を独占し3冠となりました。大会後は参加賞と各順位の賞状と景品を貰ってホクホク顔で帰宅されていました。メンバーからは「楽しかった」、「またやりたい」と好評で次回開催への励みになりました。来年はコロナウィルスが落ち着き、本来の大会が開催されることを願っています。

 

納涼会

8月28日(金)

 暑い日が続いていますが皆様いかがお過ごしでしょうか?

 今年は夏らしいイベントが軒並み中止になり残念な思いをしていましたが、デイケアあゆみではコロナ対策も行いながら例年より規模が縮小となりましたが『納涼会』を開催しました。

 暑い日でしたが、朝からメンバーみんなで協力して昼食の準備や会場づくりを行いました。昼食は出店形式で、から揚げ、たこ焼き、焼きおにぎり、生姜みそのこんにゃく、きゅうりのからし漬けを棒にさした人気の「きゅうり様」、アイスフルーツなどをいただきました。流しそうめんコーナーでは各種麺類の他にウズラの卵やラッキョウ、白玉団子など変わり種もあり楽しみながらおいしくいただきました。

 

  

 午後のゲーム大会ではヨーヨー釣り、輪投げ、千本引き、射的を行い、会場の体育館は縁日のように楽しい雰囲気でした。一番人気の射的では、景品に狙いを定めスナイパーの様に真剣な表情で的を狙うメンバーたちの姿がとても印象的でした。ゲームの後はカットフルーツやタピオカミルクティーをいただきながら話に花を咲かせていました。

 

木曜サークル

 今回の木曜サークルでは新しく購入した「ジューサーミキサー」で野菜ジュースを作りました。これまで使用していたミキサーとは違って、飲みやすさが特徴でメンバーからも「喉越しが違う」「飲みやすい」とおかわりしていました。残った野菜の繊維質でお好み焼きを作ったところ、ふわっとした焼き上がりで「おいしい」「お腹いっぱいになり昼ごはんが入らなくなる」と好評価でした。

 木曜サークルでは登録メンバーが意見を出し合って予定や材料を決め、材料の購入、調理、後片付けまで協力して行っています。今後もバリエーションに富んだサークル活動を行っていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アロマ講座

8月4日(火)

 デイケアあゆみでは、毎月1回講師を招いてアロマ講座を行っています。

 今月は『ラベンダー祭り』ということで4種類のラベンダーについて勉強しました。ラベンダーの種類により香りも違い、参加したメンバーは自分好みの香りを見つけ話が弾んでいました。今回は『ラベンダー祭り』だけあって内容も盛りだくさんでした。講師の先生の指導の下、ラベンダーのドライフラワーをかわいい花束にしたり、自分好みのラベンダーのアロマで石鹸を作りました。普通の丸い石鹸では満足せず、器用にハート形の石鹸を作り上げるメンバーもいて楽しそうにそれぞれのできあがった作品を披露していました。作品作りの後はアロマのホットタオルを首元にあてリラックス。最後に恒例のハーブティーを飲みながら、思い思いに感想を述べていました。アロマ講座の後はアロマの香りが棟内にいっぱい広がりとてもいい気分になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

肉祭り

 毎年7月下旬に恒例となっていたバーベキュー大会ですが、今年はコロナウィルスの影響で外出行事が中止となり、変わりに棟内で肉祭りを開催しました。

 当日は朝から気温と湿度が高く棟内のエアコンや扇風機、送風機を使い水分補給を促しながらメンバー全員で調理、炭火、会場設営、装飾の各役割に分かれて協力して準備を行い、時間通りに「肉祭り」を開催することができました。メニューは事前にアンケートをとり、焼肉丼、豚の角煮、鶏の野菜巻き、もつ煮、フランクフルト、炭火で焼いた牛カルビと鶏ネックを用意しました。肉が苦手な方には焼きそば、海老フライ、春雨サラダ、レンコンサラダ、ポテトサラダ、キャベツ千切り、デザートにロールケーキ2種類とフルーツパンチを準備しました。「いただきます。」の後は好きなおかずをお腹いっぱいになるまで食べ満足していました。「ごちそうさまでした。」の後に後片付けを全員で協力しスムーズに行うことができました。午後はチーム対抗で「お肉にまつわるエトセトラクイズゲーム」を楽しみました。牛、豚、鶏の部位や歴史などバラエティーに富んだクイズに各チームで話し合って答えていました。ゲーム終了後、チームごとに景品をもらいホクホク顔でした。

 今年はこのような形で開催することになりましたが、メンバーからは「楽しかった。」「来年もやりたい。」などの感想をいただきました。来年はコロナウィルスが終息して外出行事としてバーベキュー大会が開催できることを願っています。