デイケア室

七夕

 レディースサークルで七夕の飾りつけをしました。

 毎年恒例の七夕飾りなので、どんな飾りがあったか思い出しながら先月の後半から準備していました。

 当日は少し作りすぎた飾りをどんなふうに棚に飾るか話し合いながら配置していきました。星がちりばめられた天の川をバックに彦星と織姫、笹には折り紙で作った吹き流しや貝つなぎ、そしてみんなの願いを込めた短冊と、とてもにぎやかに飾りつけられました。 今年はあいにく天気が悪く夜の星を見ることはできませんでしたが、みんなの願いが叶うように祈っています。

 

 

 

 

 

お好み焼き

 今年2月から、土曜日の午前ショートケアを行っています。始めた当初はスポーツをメインに行ってきましたが、回数を重ねるうちに活動の幅に広がりを見せています。スタッフの人数に制限があるため一つの活動しか行えませんが、メンバー間で意見をまとめて生活支援プログラムとして買い物や調理なども行っています。

 この日はお好み焼きを作りました。お好み焼きは何度か作っているため、ホットプレートで焼く分量を調整したり、焼き具合を確認しながら上手に行っていました。材料を余すことなく作ったお好み焼きは完食し、お腹いっぱいになりながら後片付けも作業を分担し協力して行いました。

 

 

 

 

 

かべアート

 前回のレクで体育館に飾った大きな桜の木のアートが好評であり、今月も季節の花『アジサイ』に挑戦しました。

 絵の得意なメンバーに模造紙に大きなアジサイを書いてもらい、みんなで赤、青、紫のお花を一輪ずつ貼り付けていきました。お花を渡す人、貼り付ける人、少し距離を取りバランスを見ながら指示を出す人と賑やかに皆で協力しながら飾りつけ、大きなアジサイを完成させました。 初夏の暖かい日差しが降り注ぎ過ごしやすい日が続いていますが、残念ながら外出行事もお休みなので、しばらくは棟内でできる楽しい活動を企画していきます。

 

 

 

 

 

カレンダー作り

 今年3月までは毎週水曜日に版画で毎月のカレンダーを作成していましたが、今年度はメンバーで話し合い、作成曜日や担当メンバーを決めずに皆で作成することになりました。日付や曜日、メンバーが描いたイラスト等を用紙に貼り付けて完成です。院内各所に掲示するため毎月35枚作成していますが、一枚一枚、貼り付けるため同じ物は二つとなく、まさしくオンリーワンのカレンダーとなっています。

  変更当初は作成に慣れず作業が遅れ、月末の掲示となりました。その際、「毎月楽しみにしてるんだけどもう来ないのかなと思ったよ。」「カレンダーが無いと不便だ。」等の意見をいただきました。カレンダーを通じて各部署とデイケアの繋がりを感じることができ、今後のカレンダー作りの励みになりました。

野菜ジュース作り

 5月12日(火)レディースサークルでは、メンバーの大好きな野菜ジュースを作りました。デイケアあゆみでは3つのサークル活動がありますが、内容はメンバー達の話し合いで決まります。その中で各サークルとも毎月定番のように作られている野菜ジュース。今回は『赤い野菜ジュースを作ろう』ということで材料をみんなで考え、ニンジン、パプリカ、リンゴ、トマトジュース、オレンジジュースをミキサーにかけました。作業は慣れた手つきで手際よく、メンバー同士声をかけ合いながら和気藹々と進み、赤い野菜ジュースが出来上がりました。味はトマト味が強いかと思いきや、パプリカやニンジンの香りや味が強く、想像したものとは違っていました。でも、味の感想や美味しくするためにはどうしたらいいかなど会話ははずみ、ほとんどのメンバーがおかわりをして余すことなく完食していました。

 ちなみに、同じ日のメンズサークルも野菜ジュース作りでした。中身はバナナ、キウイ、リンゴ、小松菜、ニンジン、桃の飲むヨーグルトと果物が多くとてもおいしかったそうです。

お花見会

 例年ですと弘前公園でお花見会を行っていましたが、今年は新型コロナウィルスの影響で弘前公園が閉鎖され桜祭りが中止となりました。当院でも感染予防のため外出行事を自粛し、4月23日に棟内でお花見会を開催しました。

 午前からメンバーの皆さんは、体育館の装飾やテーブル配置などの会場準備をテキパキと行い、弘前公園にも負けないような桜祭りの雰囲気を作り上げ、予定時間通りに昼食会を始めることができました。

 会場はテーブルの他にブルーシートを敷き、食事メニューは事前に意見を募り、希望の多かったお花見弁当をいただきました。焼きそば、フランクフルト、ケーキも出店形式でいただき桜祭りの雰囲気を味わいながらも、食堂と体育館に分かれて場所を広く取り、隣の人との空間を開けてしっかり感染予防にも努めました。

 午後は、6つのチームに分かれて他チームと答えが一致すると点数が高くなる「答え合わせゲーム」と問題文にヒントが隠された「よく考えよう 早答えゲーム」を行いました。各チームで頭を悩ませ知恵を絞りながら回答し、ゲーム終了後は順位ごとに景品をもらいホクホク顔で喜んでいました。

 今年は棟内開催となったお花見会でしたが、メンバーの感想としては「楽しかった」との意見を多く頂きました。来年はお花見会を弘前公園で行い、公園内を散策しながら買い物や桜鑑賞を楽しむためにも、今後も感染予防に努めてまいりたいと思います。

茶話会

 3月24日(火)

 2019年度の最後のレク『茶話会』を行いました。

 今年は、紙に書いた大きな木に、メンバーの来年度の目標を書いた桜の花や葉っぱを張り付け、会場にとても素敵な桜の木を完成させました。

 お楽しみの会食のメニューは、“丼物&デザートバイキング”。丼物は牛丼、中華丼、親子丼、カレー、シチューでした。たくさんの味を楽しんでもらうため、小さめの丼ぶりを準備したので多くのメンバーが全種類制覇し満足していました。その中でも牛丼と親子丼はとても人気で早めに完売してしまいました。デザートも種類が豊富で、ロールケーキ、チーズケーキやティラミスなどのミニケーキ、ゴマ団子、杏仁豆腐、フルーツパンチ、たい焼き、ゼリー寒天など。一番人気はパンケーキで、目の前のホットプレートで焼いたパンケーキをチョコソースや生クリーム、あんこなど自分好みにいろいろトッピングして頂きました。デザートは別腹と、丼物をお腹いっぱい食べた後に、デザートもお皿いっぱいに運んできてペロリと平らげていました。

 午後は、“2019年度を振り返るクイズ“をグループ対抗戦で行いました。毎年恒例で1年間に行われたレクの中から出題されるのですが、思い出せないことも多く頭を悩ませながら1年を振り返りました。その後はお待ちかねの“くじ引き大会”です。クイズの上位から順番にくじを引き、生活に役立つ大物や小物の景品をゲットしていました。

 最後に、3月いっぱいで異動や退職になるスタッフの送別会をおこないました。今までお世話になった感謝の思いを伝え、お別れになるスタッフと記念写真を撮るメンバーの列ができていました。

【お知らせ】

4月からのデイケアは、心理士2名のスタッフを迎え新体制で取り組んでいきます。今後ともよろしくお願いします。

フリーサークル

 3月のフリーサークルではアイロンビーズでコースターを作りました。

 アイロンビーズは専用の板に一つずつ、色分けされたビーズをはめていき、模様やキャラクターの絵を作っていきます。ちょうどゲームのキャラクターの様なドット絵を想像するとわかりやすいと思います。絵が完成したら、アイロンがくっつかないよう専用の紙を重ね、その上からアイロンで熱して隣り合うビーズをくっつけます。アイロンをかけるのはスタッフが行いましたが、それ以外の作業はメンバーが行いました。

 参加された皆さんはコースターのデザインを好きなキャラクターや芸能人、あらかじめ用意した資料を参考にしながらビーズを並べていました。限られた時間の中、メンバーの中には3個も作る方もおり、集中力の高さや手際の良さを感じました。また、コースターではなく、立てかけて写真と一緒に飾れるように作った方もおり、出来上がった作品は殆どのメンバーが持ち帰っていました。

他施設交流会

 2月27日(木)

 健生クリニックのデイケアの皆さんをお招きして他施設交流会を行いました。

 今年もカラオケ、UNO、卓球の3種目で日頃の練習の成果を思う存分発揮し、競技をしながら健生クリニックのデイケアの皆さんとの交流を深めました。

 カラオケでは、観客も多く少し緊張している様子のメンバーでしたが、いつものように自慢の歌声を披露し、お互いの頑張りに拍手や声援を送り称え合っていました。皆さん日頃のプログラムで鍛えているだけあって、高得点が連発していました。

 UNOでは、慣れない相手に初めは口数も少なかったですが、ゲームが進むにつれ次第に打ち解け笑い声や大きな歓声も聞かれていました。勝ち負けに関係なく楽しい雰囲気の会場でした。

 卓球では、毎年健生クリニックのメンバーが優勢でおよび腰のあゆみメンバーたちでしたが、今年は決勝リーグに3名も残ることができました。接戦の結果2位を勝ち取るメンバーもいて応援にも熱が入りました。

 競技終了後は表彰式と懇談会を行いました。皆でテーブルを囲み競技の話などに花を咲かせ親睦を深めました。

 昨年以上の成果を残した人、悔しい思いをした人など様々おりましたが、「来年の交流会を目標に頑張る。」という前向きな声も聞かれ有意義な交流会になったのではないかと思います。

弘前城雪灯篭まつり

 2月10日(月)

 デイケアあゆみでは、毎年恒例となっている弘前城雪燈籠まつりに行ってきました。

 今年は暖冬で雪が極端に少なく開催が危ぶまれていましたが、前々日からの大雪により例年通りのような積雪となり、大滑り台や雪像は新雪の帽子を被っていました。

 当日は天候や気温にも恵まれてメンバーは大滑り台をタイヤチューブで滑り、雪でズボンを濡す方や「怖い、怖い」と言いながら何度も滑っている方もいました。

 出発前から「あれもこれも食べよう」と意気込んで飲食される方や、公園内の各所に設置された雪像や回廊を見て、昨年との違いについて話し合ったり、それぞれ季節を感じながら雪化粧された公園内を散策して楽しみました。

 暦の上では春ですが、まだまだ寒暖の差が激しく体調を崩しやすい日々が続いていますので、健康管理に気を付けて生活してください。