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節分

 2月3日(月)

 デイケアあゆみでは、毎年恒例の豆まき大会を行いました。鬼役は年男、年女の他にもぜひやりたいと希望し途中で交代するメンバーもいて、思う存分豆まきを楽しみました。豆の入った箱を持ち、お面をつけた鬼に向かって「鬼は外!福は内!」一斉に豆を投げつけ、走って逃げる鬼を追いかけ豆を投げつけ、体育館を走り回り童心に戻ったようにはしゃぎまわっていました。

 豆まきの他にもこの日の料理教室では、節分と言えば恵方巻きということでメニューは韓国風太巻でした。太巻の巻き方のコツを栄養士の先生に教えていただき、慣れない手つきでしたが自分の分は自分で巻き上げ、丸かじりまではいきませんでしたが、食べやすくカットしておいしくいただきました。

 寒い日が続いていますが、節分が終わり暦の上では春です。ぽかぽか日差しが降り注ぐ春がもうすぐやってきます。

全体プログラム

 デイケアあゆみでは、午後のプログラムの初めに、毎週担当のスタッフが趣向を凝らし、みんなで楽しめるクイズや運動などを行う全体プログラムを行っています。

 正月気分がまだ残る年初めの最初の週は体育館で『かるた大会』を行いました。デイケアを知っている人なら、みんなが共感できる“デイケアあるある”を集めた手作りのかるたです。

 お手付きや走ると1回休みというルールなので、落ち着いていかないといけませんが、負けず嫌いのメンバーが多く、じわじわ前に出てきたり、読み手が読み始める前にフライングしてしまうメンバーもいて、1枚でも多く取りたいという意気込みがひしひしと伝わってきます。読み手を希望し面白おかしく笑わせてくれるメンバーもいて、熱気に包まれた楽しい1週間でした。

新年会

 あけましておめでとうございます。皆さんはどんなお正月をお過ごしでしたか?

 デイケアあゆみでは今年最初の行事として、「新年会」が行われました。新年会が行われるのは13:00から。その直前には体育館前に長蛇の列ができます。目的は千本引きとおみくじです。

 千本引きの大当たりはフリースとポテチ1箱です。その他にも洗剤や歯磨きセット、レトルトカレー、カップ焼きそばなど、貰ってうれしい賞品が沢山あり、メンバーはそれぞれお目当ての商品を狙い、慎重に紐を選んでいました。新年初の運試しに大当たりを引いたメンバーは、とても嬉しそうにしていました。

 おみくじは普通のものではなく、全25種類の変わったおみくじです。大吉かと思いきや犬吉や太吉だったり、超大吉や超大凶もあります。中身も変わっていて、「異性との会話が気まずくなる」「一人旅を満喫中、となりの席にカップル」等、地味に嫌で苦笑してしまうような内容が沢山書いてあります。おみくじを引いたメンバーは見せ合いっこし、笑ったり悲観したりと楽しそうにしていました。

 その後は食堂で甘酒とお汁粉が振舞われました。米麹とお湯を炊飯器で発酵させて作るデイケアあゆみ特性甘酒は、砂糖を使っていないため穂のかな甘味で大好評。お汁粉もお替りをする人が沢山いました。みんなで甘いものを食べながら、楽しい新年を迎えることが出来ました。

クリスマス会

 今年もあとわずかとなり皆様お忙しくお過ごしのことと思います。

 先日、デイケアでは少し早いクリスマス会が行われましたのでその様子をご報告します。

 今回も実行委員を立ち上げ企画・進行を行い、準備でもメンバー全員が積極的に取り組んでいました。

 午前は、日頃お世話になっている方々をご招待し、メンバー達のカラオケで鍛え上げた美声をBGMに、テーブルには手作りのクリスマスツリー、食事はリクエストの多かったローストビーフ、ロールキャベツ、ミネストローネ、マカロニサラダ、デザートなどのたくさんのごちそうが並び、楽しく会話も弾む食事会でした。

 午後には、おいしいケーキを食べながら、芸達者なメンバー達が今年も様々な余興を披露し大盛り上がりでした。ウクレレの弾き語りや思考を凝らしたカラオケ、寸劇、スタッフの余興もあり、準備した小道具や振り付けなども完成度の高いものばかりでとても見ごたえがありました。

 デイケアでは今年最後のレクとなりましたが、参加者も多くにぎやかでとても楽しい時間を過ごすことができました。

 来年も楽しい1年でありますように。

秋の味覚祭

 師走を迎え、何かと忙しい時期ですが、皆さん如何お過ごしでしょうか。

 デイケアあゆみでは11月15日に、「秋の味覚祭」を行いました。午前中は会場準備や調理をメンバー、スタッフ協力して行い、昼からは待ちに待った味覚祭です。

 今年は晴天の霹靂と炊き込みご飯のおにぎりの他に、豚汁、つみれ汁、エビチリ、肉巻き、すじこ、たらこ、津軽漬け、卵巻、鮭にサラダなど、おかず盛り沢山です。バイキング形式なので、皆さん思い思いに好きなおかずを取りに行き、お腹いっぱい食べていました。

 午後からはチーム対抗のレクリエーションです。利き水・利きポテチゲームや、お絵描き伝言ゲーム、物運びリレーを行いました。利き○○ゲームでは自信満々に答えて間違え、恥かしい思いをする方や、素晴らしい味覚の冴えを見せる方、そもそも分からないと正直に話す方など色々おり、大盛り上がりです。また、お絵描き伝言ゲームでは、絵に自信がある方だけではなく絵心無い系の方も果敢に挑戦したため、珍解答が続出しました。最後のリレーはくじ引きで運ぶ物を決めるのですが、運び難いボールなどが当たったチームは度々落としながらも懸命に運んでいました。

 秋の味覚にレクリエーションにと、皆さん楽しい一日を過ごしていました。

スタッフ紹介

10月の異動で精神保健福祉士の交代があり、長年デイケアで活動してきたスタッフが医療福祉相談室へ、男性スタッフが新たにデイケアに加わりました。

初めはわからない事ばかりで、スタッフやメンバーさんに教えてもらいながら…1か月。

すでに何年も前からいるような雰囲気でデイケアになじんでいます。

得意なスポーツから初めての編み物など、いろいろなことに挑戦しながらメンバーさんたちと一緒に活動していきます。

どうぞよろしくお願いします。

フリーサークル

 日ごと冷気が加わり寒さが身にしみる季節ですね。皆さん如何お過ごしでしょうか。デイケアあゆみでは秋の新蕎麦を食べようということで、フリーサークルで蕎麦打ち体験を行いました。

 蕎麦粉に小麦粉と水を加えてしっかりと捏ね、丸みの帯びた三角錐にしたものを参加したメンバーで交代しながら伸ばして行きます。これが中々大変!時々打ち粉をして、伸ばし棒にしっかりと体重をかけながら長方形になるように伸ばします。

 2mmくらいの暑さになったら打ち粉をしてから3枚に折り畳み、押さえる板で蕎麦を潰さないようにしながら、なるべく細く切っていきます。これがさらに難しい・・・。

 細く切ったつもりでもうどんのような太さ・・・。細くすることに神経を使いすぎると押さえる板で蕎麦を潰してしまいます。

 メンバー全員で四苦八苦しながらなんとか蕎麦を切り終え、今度は茹でていきます。これがまた・・・。蕎麦の太さがバラバラなので茹でるのが大変です。太い蕎麦が中々茹であがらず、そうするうちに細い蕎麦が柔らかくなってしまいます。

 麺つゆをかけ、トッピングの天ぷらと薬味をのせます。素人が作る蕎麦ならこんなものかと自分を納得させながら太い蕎麦を食べてみると、これが意外と美味しい。手打ち蕎麦、あなどれません。

 作るのが大変だった分、美味しい蕎麦を味わうことができ、大満足で終了しました。メンバーからは、またやりたいとの声も聞かれ、デイケアの秋の定番になりそうな予感がします。とても楽しい蕎麦打ち体験でした。蕎麦屋さんって凄いんだなぁと感じた秋の1日でした。

他施設交流会

 10月9日(水) 今月は、聖康会病院デイケア ぶどうの樹の皆さんをお招きし、一緒に食事会と運動会を行い、お互いの交流を深めました。

 前日から体育館は秋の運動会の雰囲気を出すため、フラッグや落ち葉で飾りつけをし、当日は朝から各分担に分かれ会場作りや調理と、おもてなしの心でみんなで協力し合いながら準備を行いました。

 ぶどうの樹の皆さんの到着をみんなでお出迎えし交流会の開始です。

 今回の会食は、サンドイッチバイキングです。食パンやロールパンに野菜、ハム、チーズ、ハンバーグなどお好みの具材を自由にはさんでいただきます。スープはミネストローネとパンプキンスープ。デザートはババロア、果物に生クリームを乗せたフルーツサンドもいただきました。ミネストローネが大好評で一番先に完食となっていました。あれがおいしい、これがおいしいとおしゃべりしながら和やかな雰囲気での食事会でした。

 午後は、走らない運動会を行いました。両施設のメンバー・スタッフ混合の4チームに分かれ、クイズを含め4種類の競技を行いました。走ったら減点ということで運動量はそれほど多くありませんが、各チーム作戦を練りながら頑張りました。

 お招きしたぶどうの樹の皆さんにも喜んでいただき、充実した1日でした。

森の中の果樹園

 木々の葉も赤や黄色に色付き始める季節となりました。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。デイケアあゆみでは、9月10日に「森の中の果樹園」に行ってきました。

 朝からスタッフ、メンバー協同でお弁当を作り、バスに乗って出発です。バスの中では、以前行ったことのあるメンバーの話を聞いたり、どの果物を食べたいかを話し合いました。一番人気は桃で、梨、ぶどうと続きます。プラムばっかり食べたいという方もいました。皆さん、果物狩りが楽しみで大盛り上がりです。

 現地に着くと果樹園の方の説明を聞き、いよいよ果物狩りです。坂の上から順番に、プラム、ぶどう、桃、梨の畑が続きます。各班に分かれて、上から順番に食べる班やお目当ての果物に直行する班、奥の梨から食べ進める班と攻め方は様々です。プラムはまだ少し酸っぱかったですが、ぶどうは4種類食べることができ、どれもとても甘かったです。桃は固い実もありましたが、木の上の方に実ったものは太陽の光を一杯に浴びて、とても美味しかったです。梨は9月後半からがシーズンとのことで、食べられるものは少なかったのですが、和梨が食べごろになっていて、瑞々しい果実を食べることが出来ました。

 一通り食べ終えるとちょうどお昼の時間。お腹いっぱいでお弁当を食べられるか心配でしたが、甘い物のあとに塩味のお弁当がとても美味しく、皆さんぺろりと平らげていました。

 帰りにはお土産の果物まで頂き、とても楽しく充実した果物狩りとなりました。

ソフトバレー

9月8日(日)、第27回青森県障害者スポーツ大会が青森市のマエダアリーナで行われ、今年も“あゆみファイターズ“が参加しました。

昨年同様「必笑~皆で笑って楽しもう~」をスローガンとし、今年こそは1勝したいと、監督と選手たちで練習メニューを考え、問題があれば何度も話し合い、意見を交わし合いながら団結力を高めてきました。

当日1回戦は“グラウベン青森”さんと対戦しました。初戦から強いチームと対戦することで選手たちも緊張している様子でしたが、すぐに普段の実力を取り戻し、念願の1勝をセットカウント2-0で勝ち取ることができました。2回戦は優勝候補である“Wandaji”さんです。強敵でありますが選手たちはひるむことなく最後まであきらめず懸命にボールをつなごうと粘り強く頑張りました。応援団にも熱が入り大きな声援を送りましたが、残念ながらセットカウント0-2で負けてしまいました.

しかし、結果、目標であった念願の1勝は達成し、5年ぶりに第3位に入賞することができました。応援者からも一生懸命な選手の姿に「心打たれた」「感動した」という声も聞かれたとても良い試合でした。大きな会場で日ごろの練習の成果を思う存分発揮し、全力でプレーできたことに満足げな笑顔のメンバーたちでした。