認知症疾患医療センター

役に立つ情報

 

認知症出前講座について

 認知症に関する知識の普及・啓発を推進するため、出前講座を実施しています。職場でのセミナー、地域での集まりなどで勉強会を企画する際などにぜひご活用ください。

※講師謝礼など費用は頂きません。

※テーマ・内容、日時・場所などについてはご希望をお伺いします。

 →テーマ例)「認知症について」、「予防方法」、「対応方法」など

※その他、詳細についてはお気軽にお問い合わせください。

 

認知症の地域連携パスについて

 認知症の地域連携パスについて

 当センターでは、認知症の地域連携パスとして、日本精神科病院協会が発行している「オレンジ手帳」の普及を進めています。

 ご本人の様子や、受けている治療内容、かかりつけの病院、関わってくれているケアマネージャーやその他の支援者等による記載項目もあり、関係者間の情報共有にも有効です。また、緊急時の連絡先なども書いてあると、何かあった際のご本人の所在確認にも使えます。

 発行は無料となっておりますので、希望される方は当センターまで相談・連絡をお願い致します。

認知症サポーター養成講座の開催

 平成29年5月16日(火)、社会福祉法人つがる三和会の職員(89名)を対象に、認知症サポーター養成講座を開催しました。当日の流れ・詳細は以下の通りです。

 

<講座の流れ>

・講義 認知症サポーターの役割(約1時間) 講師:北畠涼一
・寸劇 演題1「家に帰りたい!」
  役者:鎌田高弘(入居者役)、三浦瑞絵(施設職員役)
…施設入所中の鎌田さん。「自分の家に帰るんだ!」と言って職員の三浦さんを 困らせています。三浦さんはどのように対応すればいい!?
  演題2「私の財布が無くなった!」
  役者:渡邊大葵(おばあちゃん役)、工藤譲(嫁役)
…今日も、大葵おばあちゃんがお財布を無くしてしまいました。今日はな
んと嫁のせいにしています。嫁の正しい対応とは!?

ナレーション:須藤裕子

 シナリオ作成と演出:木村一博

 ・質疑応答 
 
↓講座の様子

 今回は、対象が介護専門職の方ということもあり、講師・役者ともに大変緊張しましたが、受講者の皆さまに温かく見守って頂き、無事に講座を終えることができました。受講アンケートでは、「寸劇がおもしろかった」「寸劇があったのでイメージしやすかった」「認知症の理解が深まった」などの御意見を頂きました。

 ※当センターでは、弘前市内の認知症サポーター養成を推進しています。受講希望の際は、遠慮なく「無料相談窓口」までご連絡下さい。

 

よくある質問

 

 

どこに行けば相談できるの?
 認知症疾患医療センターは弘前愛成会病院内にあります。電話でも相談対応できますが、直接来院する場合は、下記までお越しください。
 

 

 受診・検査のための費用はどのくらい?
 弘前愛成会病院認知症疾患医療センターで受診・検査をする場合は、
 初診・診察料 8,820円(3割負担の方は2,650円)
 頭部CTスキャン 13,200円(3割負担の方は3,960円)
となります。これは、当センターで公的医療保険を使用した場合の請求額になりますので、大まかな目安として参考にして下さい。これ以外に、その他検査料(血液検査など)、薬の処方(院外薬局)などかかります。詳細に確認したい方は直接お問い合わせください。

 

初めて受診する際に必要なものはありますか?
 保険証、紹介状(※かかりつけ医がいる場合のみ)、お薬手帳が必要になります。詳細については直接お問い合わせください。

 

受診にあたって何か注意事項はありますか?
 初めての受診の際は、事前予約が必要です
 初回受診や入院が必要になる際にはご家族の同伴が必要です
 これまでの生活の様子や病状の経緯などを詳細に教えて頂きます
 検査等のためかなりの時間を要する場合があります

 

無料相談窓口

 

 専門相談員が一人ひとりに合った支援方法を一緒に考え、様々なお手伝いをします。認知症に関する事であれば、どんな内容の相談にも応じています。相談は電話のほか、直接来院のうえ、面談でも受け付けておりますので、ご活用ください。

 

 <主な相談内容>

 受診・検査などに関する相談

 接し方・対応方法などの相談

 利用可能な制度・サービスなどの紹介 

 その他、認知症に関する各種相談

 

 <受診予約申し込み票>

 当センターへ受診相談される際には、「もの忘れ相談票(ご家族用)」「受診予約申し込み票(専門職用)」をご活用ください。なお、受診日時などについて、改めてご連絡をさせていただく場合があります。FAX送信の際、個人情報のお取り扱いには十分にご注意ください。

 ※添付ファイル (もの忘れ相談票(pdf))(受診予約申し込み票(pdf))

相談から受診までの流れ

 

もの忘れ無料相談

※専門相談員が基本情報を聞き取りします。

受診日決定

※もの忘れ外来との受診調整を行います。

受診・検査

  1. 相談員が経過や状況をうかがいます(30分程度)
  2. 医師が診察をします。
  3. 認知機能検査(心理検査)、血液検査、脳画像検査(CTスキャン)など各種検査を行います。
    ※連携病院に依頼し、更に詳しい画像検査を行う場合もあります。
  4. 検査の結果を含めて、診断についてご説明します。
    ※検査等の内容によっては、説明が後日になる場合もあります。
  5. 治療が必要な場合は、治療の方法などについてご説明します。
  6. 状況にもよりますが、診療・検査には3時間程要する場合があります。

会計

認知症疾患医療センターとは

 

 抱え込まずに相談を…

 高齢化が進む日本では、いまや85歳以上に1人が認知症になっていると言われます。認知症は、誰もがなる可能性のある身近な病気です。

 認知症は、進行すると、日常生活を上手く送ることが難しくなりますが、早く発見して、正しく治療を行うことで、進行を遅らせることができます。認知症かな…と思ったら、できるだけ早めに医療機関を受診しましょう。

 

認知症疾患医療センターとは

 認知症疾患医療センターは、地域における認知症に関する専門的医療の提供と、医療と介護の連携を強化するために、国及び都道府県の事業として進められています。

 弘前愛成会病院は、平成23年11月1日から青森県の委託により、認知症疾患医療センターを開設し、運営しております。

 

認知症疾患医療センターの役割は主に、

 「早期診断・認知症の鑑別」

 「医療の提供」

 「相談対応」

 「認知症に関する研修」

に分けられます。

 

<早期診断・認知症の鑑別>

認知症は早期の治療開始が重要です。認知症疾患医療センターでは早めに受診できるよう調整し、認知症かどうかの判断・鑑別を行います。

<医療の提供>

認知症であると診断された方には、外来通院あるいは入院治療による医療を提供します。

<相談対応>

専門の職員が認知症に関する相談に対応します。電話や面談による相談が可能です。

<認知症に関する研修>

認知症に関する知識の普及のため、地域住民や専門職への研修を企画・開催します。

センター長あいさつ

 

弘前愛成会病院認知症疾患医療センター長

畑中 光昭(はたなか みつあき)

 当院が青森県の委託を受け、認知症疾患医療センターを開設してから6年目を迎えました。平成23年11月1日に活動を開始して以降、津軽圏域内での認知症医療の中核医療機関として、「認知症になっても安心して暮らせる津軽」を目指し、様々な活動を展開しています。

 認知症は、誰もがかかりうる、とても身近な疾患です。しかしながら、日常の生活に及ぼす影響はとても大きく、一旦症状が進行してしまうと、ご本人やご家族の方々に多大な不安と負担を与えてしまいます。認知症は、アルツハイマー型認知症、血管性認知症、その他、沢山の疾患が関与しています。私自身、脳神経外科、脳卒中、脳ドック等で従事してきた経緯があり、精神科医やその他専門医などとの連携を図ることで、広い視点で認知症の鑑別診断を行い、また皆さまの悩みにも密に寄り添う事ができると思います。

 ご本人やご家族の方、かかりつけ医として診療にあたっている先生方、地域包括支援センターの皆さま、その他認知症の方への支援を行っている方々にも、遠慮なく当センターをご活用いただければ幸いです。

平成29年4月1日