お知らせ

お花見会

 新年度がスタートし、デイケアあゆみでの初回行事は、毎年恒例「お花見会」です。豪華手作り弁当を持って、弘前公園へ行ってきました。

 調理場は朝からお弁当作りで大忙し!50数個のお弁当をみんなで協力しながら手作りします。手際よく作業する光景はまるで仕出し店!美味しそうなお弁当が完成しました。

 事前の天気予報では雨の予報でしたが、当日はお天道様が味方してくれたようで、晴れ晴れとした青空の下でのお花見となりました。園内の桜は満開でちょうど見頃!美しく風情ある情景を堪能することができました。自由時間は園内を散策したり、「花より団子」と言わんばかりに出店で買い物をしてお花見グルメを楽しんだりしていました。途中小雨に見舞われましたが、すぐに晴れ間がのぞき、春の陽気の中、皆さんお花見日和を満喫して過ごしていました♪

スタッフ紹介

 4月を迎え、デイケアあゆみでは新たなスタッフが1名加わり、新年度がスタートしました。現在は、看護師4名、精神保健福祉士4名(うち1名育児休暇中)、作業療法士1名の9名(男性2名,女性7名)で、メンバーの皆さんと日々活動をしています。

 メンバーさんが楽しく充実した日々を送ることができるように、また新たな取り組みに挑戦することが出来るように、スタッフ一同精一杯お手伝いをさせていただきたいと思います!1年間宜しくお願いします。

茶話会

 今年度を締めくくる行事、「茶話会」を3月29日行いました。

今回の昼食メニューの目玉はお鍋!「豚汁」「芋煮」「ポトフ」「トマト鍋」の4種類です。特に人気だったのが芋煮!トロトロに煮溶けた里芋と牛肉は最高です。トマト鍋は、初めて食べるという人もおり、「おいしい。」と感激していました♪盛沢山のサラダも、ここぞとばかりに皆さんおかわりして食べていました。

 午後は、今年度行われたレクに関するクイズで1年を振り返りました。チーム対抗で、「駄菓子交換券」をかけて競います!中には難問もあり悩んでいましたが、記憶を頼りに、協力しながら解いていました。一喜一憂した答えあわせの後は、お待ちかねの「駄菓子屋さん あゆみ」開店です!各々交換券を手に、お目当ての駄菓子の元へ並びます。一番人気はやはり「大王くじ」!「子」が沢山出るなか、「大王」はなかなか出ず、何度もチャレンジ!懐かしの駄菓子を食べながら、和やかな時間を過ごしました。

 茶話会の最後は、皆さんが一番気にしていたスタッフの人事異動発表です。長年デイケア勤務の某スタッフが異動になるのではとソワソワしていたメンバーが多数おりましたが、今回異動はありませんでした。4月からは新しいスタッフが1名加わります。次回は、スタッフの紹介も併せてお届けしますので宜しくお願いします。

フリーサークル

 今年度最後のフリーサークルは、第5回紅白歌合戦を行いました。

 毎年3月に紅白歌合戦を催しており、年度末恒例の風物詩となっています。今年も多くのメンバーさんが参加され、総勢18名での歌合戦となりました。昨年の優勝は紅組という事もあり紅組は連覇を目指し、白組はリベンジを果たすべく、本番前から練習に余念がありませんでした。

 歌合戦ではチームの勝利のため、そして個人のタイトルのために、いつにもまして声をだし、そして丁寧に歌っていました。中には、緊張のあまりマイクを持つ手が震えたり、普段の力を十分に発揮できなかったりしたメンバーさんもいましたが、皆さん納得のいく歌声を披露する事が出来たようでした。

 気になる結果は…、大逆転で白組の優勝!!会場は驚きと歓声で包まれました。優勝した白組はリベンジ達成♪満面の笑みで嬉しさを表現していました♪一方で、残念ながら優勝を逃した紅組は来年のリベンジを誓っていました。最後は、お互いの健闘を称え合い、笑顔で記念撮影をして終えました。

2017年2月11日のあいさつ

院長 田﨑 博一

「人生の物語」を慈しむ医療を目指して

院長 田﨑 博一(たさき ひろいち)

 誰にとっても、自分の人生はかけがえのないものです。人生の物語は必ずしも順風満帆ではありません。時に傷つき、挫折し、病を得ることもあります。それでも人生は一度きり。地球や宇宙の歴史に比べれば、ささやかな年月かもしれませんが、大切な人生です。それは、誰のものでもない.その人独自のものです。

医療、とりわけ精神医療という営みはしばしば、人生の物語のとても大事な場面にかかわることになります。苦悩の中にあるとすれば手を差しのべることができるかもしれません。絶望の淵に立っているとすればともに光を探せるかもしれません。混乱が激しければ自分を取り戻すまでの安全な時間と空間を提供できるかもしれません。大切な決定をしなければならないときに必要な情報を提供できるかもしれません。私たちが医療を通してできることは病を癒すことと、一人一人の人生を大切にし、それを支えることだと思っています。百人の人がいれば、そこには百の物語があります。私たちはその物語一つ一つを大切にする医療を展開していきたいと考えています。

病院の主人公は言うまでもなく利用者の方々です。利用者に信頼される病院であることを目指すと同時に、誰もが、住み慣れたこの地でこころ安らかに生活できるように、病院が地域に貢献できることを願っております。