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認知症疾患医療センターとは

抱え込まずに相談を…

高齢化が進む日本では、いまや85歳以上に1人が認知症になっていると言われます。認知症は、誰もがなる可能性のある身近な病気です。

認知症は、進行すると、日常生活を上手く送ることが難しくなりますが、早く発見して、正しく治療を行うことで、進行を遅らせることができます。認知症かな…と思ったら、できるだけ早めに医療機関を受診しましょう。

認知症疾患医療センターとは

認知症疾患医療センターは、地域における認知症に関する専門的医療の提供と、医療と介護の連携を強化するために、国及び都道府県の事業として進められています。

弘前愛成会病院は、平成23年11月1日から青森県の委託により、認知症疾患医療センターを開設し、運営しております。

認知症疾患医療センターの役割は主に、

 「早期診断・認知症の鑑別」

 「医療の提供」

 「相談対応」

 「認知症に関する研修」

に分けられます。

認知症疾患医療センターの役割「早期診断認知症の鑑別・相談対応・認知症に関する研修・医療の提供」

<早期診断・認知症の鑑別>

認知症は早期の治療開始が重要です。認知症疾患医療センターでは早めに受診できるよう調整し、認知症かどうかの判断・鑑別を行います。

<医療の提供>

認知症であると診断された方には、外来通院あるいは入院治療による医療を提供します。

<相談対応>

専門の職員が認知症に関する相談に対応します。電話や面談による相談が可能です。

<認知症に関する研修>

認知症に関する知識の普及のため、地域住民や専門職への研修を企画・開催します。