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2021/02/12 役に立つ情報を更新しました
2020/06/18 リーフレット・各種様式を更新しました

弘前愛成会病院認知症疾患医療センター長

平野 敬之(ひらの たかゆき)

 令和3年4月より認知症疾患医療センター長に就任致しました平野です。
 当院では平成23年11月1日に青森県の委託を受けて認知症疾患医療センターを開設し、以来、津軽圏域内の認知症医療の中核機関として「認知症になっても安心して暮らせる津軽」を目指した活動を展開しています。

 私自身、精神科医として物忘れや徘徊、もの盗られ妄想などと言ったいわゆる行動・心理症状に対する治療を続けて参りました。社会の理解や予防を図ろうと、微力ながら出前講座などを引き受けるなど、皆さんと共に考えるという事にも勤めて来ました。そういう活動の中で感じたのが連帯の大切さです。精神疾患の中でも、認知症は特に人の輪が大事です。地域、機関、医療・福祉関係の皆さんとの連携はもちろんですが、何よりもまず、ご家族との連帯を大切にしたいと考えています。
 当センターでは認知症の早期発見、進行予防、地域生活の維持に必要な医療を提供するとともに、研修会などを通じて地域の理解促進や見守り体制の強化を目的とした活動を続けて参りました。これまでの活動を守りながら、今後は更なる連帯のパイプになれればと思っています。

 認知症は誰もがかかる病気です。「差別してはならない」「感情は最後まで残る」この二つをキーワードに、患者さんと患者さんを取り巻く人たちに寄り添って行きたいと思います。皆さん、お気軽に当センターに声をかけて下さい。

令和3年4月1日

 

 抱え込まずに相談を…

 高齢化が進む日本では、いまや85歳以上に1人が認知症になっていると言われます。認知症は、誰もがなる可能性のある身近な病気です。

 認知症は、進行すると、日常生活を上手く送ることが難しくなりますが、早く発見して、正しく治療を行うことで、進行を遅らせることができます。認知症かな…と思ったら、できるだけ早めに医療機関を受診しましょう。

 

認知症疾患医療センターとは

 認知症疾患医療センターは、地域における認知症に関する専門的医療の提供と、医療と介護の連携を強化するために、国及び都道府県の事業として進められています。

 弘前愛成会病院は、平成23年11月1日から青森県の委託により、認知症疾患医療センターを開設し、運営しております。

 

認知症疾患医療センターの役割は主に、

 「早期診断・認知症の鑑別」

 「医療の提供」

 「相談対応」

 「認知症に関する研修」

に分けられます。

 

<早期診断・認知症の鑑別>

認知症は早期の治療開始が重要です。認知症疾患医療センターでは早めに受診できるよう調整し、認知症かどうかの判断・鑑別を行います。

<医療の提供>

認知症であると診断された方には、外来通院あるいは入院治療による医療を提供します。

<相談対応>

専門の職員が認知症に関する相談に対応します。電話や面談による相談が可能です。

<認知症に関する研修>

認知症に関する知識の普及のため、地域住民や専門職への研修を企画・開催します。

 

もの忘れ無料相談

※専門相談員が基本情報を聞き取りします。

受診日決定

※もの忘れ外来との受診調整を行います。

受診・検査

  1. 相談員が経過や状況をうかがいます(30分程度)
  2. 医師が診察をします。
  3. 認知機能検査(心理検査)、血液検査、脳画像検査(CTスキャン)など各種検査を行います。
    ※連携病院に依頼し、更に詳しい画像検査を行う場合もあります。
  4. 検査の結果を含めて、診断についてご説明します。
    ※検査等の内容によっては、説明が後日になる場合もあります。
  5. 治療が必要な場合は、治療の方法などについてご説明します。
  6. 状況にもよりますが、診療・検査には3時間程要する場合があります。

会計

 

 専門相談員が一人ひとりに合った支援方法を一緒に考え、様々なお手伝いをします。認知症に関する事であれば、どんな内容の相談にも応じています。相談は電話のほか、直接来院のうえ、面談でも受け付けておりますので、ご活用ください。

 

 <主な相談内容>

 受診・検査などに関する相談

 接し方・対応方法などの相談

 利用可能な制度・サービスなどの紹介 

 その他、認知症に関する各種相談

 

 <受診予約申し込み票>

 当センターへ受診相談される際には、「もの忘れ相談票(ご家族用)」「受診予約申し込み票(専門職用)」をご活用ください。なお、受診日時などについて、改めてご連絡をさせていただく場合があります。FAX送信の際、個人情報のお取り扱いには十分にご注意ください。

 ※添付ファイル (もの忘れ相談票(pdf))(受診予約申し込み票(pdf))



認知症出前講座について

認知症に関する知識の普及・啓発を推進するため、出前講座を実施しています。職場でのセミナー、地域での集まりなどで勉強会を企画する際などにぜひご活用ください。

※講師謝礼など費用は頂きません。

※テーマ・内容、日時・場所などについてはご希望をお伺いします。

→テーマ例)「認知症について」、「予防方法」、「対応方法」など

※その他、詳細についてはお気軽にお問い合わせください。


認知症の地域連携パスについて

 認知症の地域連携パスについて

 青森県では認知症情報連携ツール活用促進事業として、認知症情報連携ツール「あおもり医療・介護手帳」を作成しました。

 詳細は下記リンク(青森県ホームページ)よりご確認ください。

 リンク:http://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kenko/koreihoken/ninchisyou_techou.html


 

 

どこに行けば相談できるの?
 認知症疾患医療センターは弘前愛成会病院内にあります。電話でも相談対応できますが、直接来院する場合は、下記までお越しください。
 

 

 受診・検査のための費用はどのくらい?
 弘前愛成会病院認知症疾患医療センターで受診・検査をする場合は、
 初診・診察料 8,820円(3割負担の方は2,650円)
 頭部CTスキャン 13,200円(3割負担の方は3,960円)
となります。これは、当センターで公的医療保険を使用した場合の請求額になりますので、大まかな目安として参考にして下さい。これ以外に、その他検査料(血液検査など)、薬の処方(院外薬局)などかかります。詳細に確認したい方は直接お問い合わせください。

 

初めて受診する際に必要なものはありますか?
 保険証、紹介状(※かかりつけ医がいる場合のみ)、お薬手帳が必要になります。詳細については直接お問い合わせください。

 

受診にあたって何か注意事項はありますか?
 初めての受診の際は、事前予約が必要です
 初回受診や入院が必要になる際にはご家族の同伴が必要です
 これまでの生活の様子や病状の経緯などを詳細に教えて頂きます
 検査等のためかなりの時間を要する場合があります